2022.2.1

がん患者さんとのコミュニケーション

マンガで学ぶ!がん患者さんとのコミュニケーション
第5回「自己判断でOTC医薬品を服用している患者さん」

企画・編集:日本医科大学付属病院 薬剤部 輪湖 哲也 先生

第5回では、抗がん薬治療中の卵巣がん患者Eさんを模擬患者さんとして、「自己判断でOTC医薬品を服用している患者さん」とのコミュニケーション事例をご紹介します。

薬剤師 弘也(29歳)

身長175cm、体重75kg、A型。
大学院を経て病院勤務、就職5年目、がん専門薬剤師を目指す。中学校から大学まで軽音楽部、毎年フェスへ行くのが楽しみ。正義感が強く真面目な優等生タイプ。慎重派。論文を読むのが大好き。

薬剤師 翔太(34歳)

身長167cm、体重60kg、O型。
MRを2年間経験した後に病院勤務、就職10年目、緩和ケアチームメンバー。中学校からテニス部、現在も週末は時々友人とテニスをする。関西出身でノリが良く、患者さんともすぐ仲良くなれるタイプ。

患者 Eさん(40歳代後半女性)

腹部が張り、おなかが膨らんできたため、近医受診。精密検査の結果、卵巣がんと診断され、加療目的のため、当院紹介受診。3ヵ月前に当院にて手術を行い、術後化学療法施行となる。

右卵巣術後
Stage ⅡB期
家族構成:独身、母親と一緒に暮らしている
仕事:介護職(勤務時間が不規則で多忙、少し薬の知識がある)
既往歴:頭痛(詳細不明)
併存疾患:なし
アレルギー:なし
喫煙歴:あり、禁煙中
飲酒歴:機会飲酒

次に患者さんに話す内容をお選びください

※本コンテンツは患者さんとの円滑なコミュニケーションに向けたヒントを提供するものであり、特定の製品や治療法を推奨するものではありません。

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