2019.10.31

がん患者さんとのコミュニケーション

マンガで学ぶ!がん患者さんとのコミュニケーション
第4回「健康食品が気になる患者さん」

企画・監修:国立がん研究センター東病院 シーズ開発推進部/薬剤部 野村 久祥 先生

第4回では、抗がん薬治療中の大腸がん患者Dさんを模擬患者さんとして、「健康食品が気になる患者さん」とのコミュニケーション事例をご紹介します。

薬剤師 ひさし(26歳)

B型。元気で勉強熱心な若手薬剤師。「患者さんは自分が治す」と意気込む。素直でまっすぐな性格。知識もありコミュニケーションスキルもあるが、調子に乗るとやりすぎることもある。

薬剤師 まみ(32歳)

A型。物静かで傾聴タイプ。患者さんに対して一生懸命ではあるが、ドライなところもある。患者さんへの指示は的確であり、患者さん、医療関係者からの信頼も厚い。

患者 Dさん(50歳代女性)

3ヵ前に便潜血あり。
1ヵ月前に近医受診。精査の結果、Stage IIIAの大腸がんと診断。当院紹介受診、手術を施行。術後化学療法施行となる。

大腸がん Stage IIIA
内服薬:Ca拮抗薬 、HMG-CoA還元酵素阻害薬
家族構成:夫(就労あり)と2人暮らし、息子(28歳:既婚)、娘(26歳:既婚)
合併症:9年前から高脂血症薬、11年前から降圧薬を服用。
アレルギー:特記事項なし
喫煙歴:(−)
飲酒歴:晩酌 缶酎ハイ1本

次に患者さんに話す内容をお選びください

※本コンテンツは患者さんとの円滑なコミュニケーションに向けたヒントを提供するものであり、特定の製品や治療法を推奨するものではありません。

ページ先頭へ