病院にご連絡いただきたい症状
病院にご連絡いただきたい症状
次項に該当する方は、イブトロジーの治療を受ける前に担当医にお申し出ください。
- 間質性肺疾患にかかっている、又はかかったことがある
- QT間隔延長が発現するおそれがある、又は発現したことがある
- 他の薬を服用中である
他の医療機関を受診する時には、イブトロジーで治療中であることをお伝えください。
イブトロジーの服用後に以下の副作用があらわれることがあります。
これらのおもな症状があらわれた場合は、すみやかに医師、薬剤師、看護師などの医療スタッフにご連絡ください。
肝機能障害
おもな症状
- 体がだるい(倦怠感)
- 食欲不振
- 発熱
- 皮膚や目の白い部分(強膜)が黄色くなる(黄疸)
- 皮膚が赤くなる(発疹)
- 吐き気、おう吐
- かゆみ
間質性肺疾患
おもな症状
- 息切れ
- 痰の出ない咳(から咳)
- 発熱
- 呼吸が苦しい
QT間隔延長
おもな症状
- めまい
- 心臓のどきどき(動悸)
- 気を失う
※イブトロジーによって意識を失ったり、けいれんのような副作用が起こる可能性があることをあらかじめご家族などに知らせておきましょう。おもな症状があらわれた場合は、なるべく安静にした状態を保ってください。
中枢神経障害
おもな症状
- めまい(浮動性めまい)
- 宙に浮いた感じ
- ふらつき
- 頭痛
光線過敏症
主な症状と注意事項
- イブトロジー服用中は、次の症状が起こることがあります。
- 日光のあたる部位にかゆみや痛みを伴う発疹や、水ぶくれができやすい
- 日焼けをした場所が傷痕になったり、色がなかなか消えない
- 服用中は直射日光をなるべく避けるようにしてください。
- 外出時は長袖や日焼け止めなどで対策してください。
副作用の発現時期
服用中は症状の発現に注意してください。 図の期間は特に注意を要する期間です。
ご注意いただきたい副作用とその症状をまとめたリーフレットもご活用ください。紙面の下部を切り取り、緊急時の連絡先を記入することで、外出時に持ち運びできる「緊急時連絡カード」としても使用することができます。