現場で役立つバイオシミラーの基本

マンガで学ぶ!
バイオシミラー
の服薬指導

SCENE 02

一般名処方についての服薬指導の方法
(デバイス変更に不安のある患者さん)

バイオシミラーに切り替えることで、自己注射のデバイスが変更になることに不安を感じている患者さんに対する服薬指導のポイントを解説します。

2026年9月更新

登場人物紹介

  • 佐藤

    佐藤 (保険薬局薬剤師)

    穏やかで聞き上手。患者さんの言葉の裏にある「不安」を察するのが得意。

  • 中島さん

    中島さん (患者)

    関節リウマチで通院中。⾃⼰注射製剤を⽤いた治療を⾏っているが、バイオシミラーを選択することで、デバイスが変更になった際、⾃分⾃⾝で使⽤できるか不安を感じている。

  • 星野

    星野 (医師)

    中島さんの主治医。患者さんの声にしっかりと⽿を傾け、的確なアドバイスを⾏う。

  • ⽥中

    ⽥中 (病院薬剤師)

    中島さんが通院している病院で働く薬剤師。

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解説

一般名処方により、バイオシミラーが選択肢となる場面が増えています。一方で、長年使い慣れたデバイスが変わることへの不安を抱える患者さんも多くいます。
まず患者さんの不安をしっかり受け止め、自己操作が可能かどうかを確認しましょう。口頭説明だけでなく、特に病院薬剤師はデモ機を活用した操作確認の機会を設けることが重要です。その場での切り替えが難しい場合は、資料提供や次回外来での主治医への相談を促しましょう。
切り替え後も「困ったことがあればいつでも相談を」と声がけし、患者さんが安心して新しいデバイスを使用できるよう、継続的にフォローする姿勢が大切です。

中村健志先生

監修者情報 /SUPERVISOR

中村 健志先生

島根大学医学部附属病院 薬剤部
博士(医学)/薬物療法専門薬剤師/栄養治療専門療法士(摂食嚥下専門療法士)

福山大学薬学部薬学科を卒業後、島根大学医学部附属病院薬剤部へ入局。2021年に博士(医学)を取得。
炎症性腸疾患(IBD)領域を専門分野の一つとし、IBDセンターにおいて薬剤師外来、服薬指導、生物学的製剤の導入支援、医師との職種間連携、患者指導体制の整備に取り組んでいる。
IBD領域における薬剤師の関わり、生物学的製剤の適正使用、病薬連携に関する学会発表・講演・執筆活動も行い、臨床実践と研究・教育活動を通じてIBD患者支援の質向上に取り組んでいる。